梅雨の時期、汗のかきかたに応じた体の手入れ
梅雨の季節となりました。高温多湿の時もあれば低温多湿の時もあったりと、なにかと体調が狂う時期でもあります。
天候の変化は汗のかき方にも影響します。
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高温多湿の時は、体温が上がるため汗をかきやすくなります。しかも汗が乾いてくれません。
べったりした肌触りが続くことになります。これは湿度が高いため汗が蒸発しないためです。
こういう時は、濡れたタオルで拭くかウエットティッシュで拭きましょう。
濡れたままにしておくと雑菌が繁殖し臭いの原因となります。
低温多湿の時は逆に汗をかきにくくなります。
湿度が高いため汗として体内から出ていかないので熱が体内にこもりやすくなります。
結果として体調不良を招きます。
そうい時は、湯船に使って体を温めて、汗をかくのが一番です。
汗の機能
汗は皮膚にある汗腺と呼ばれる器官から分泌される分泌物です。
体温調節や皮膚の乾燥を防ぐ機能があります。
健康な汗腺では、汗ににおいもべたつきもほとんどありません。
しかし汗腺の働きが弱まっている場合は、ベタベタしていて蒸発しにくい汗となり、体温調節機能がうまく行われません。
さらに皮膚の表面に付着した雑菌が繁殖しやすいため「におう汗」になってしまうのです。
汗のにおいをなくすには、汗腺の働きを正常にする必要があります。
そのために、発汗を促し手足の血行をよくするウォーキングやストレッチなどの有酸素運動をしましょう。入浴もシャワーだけで終わらせず湯船につかって汗をかくと、その日の疲労物質を出してくれます。そして冷房の温度も外の気温のマイナス5度までに設定する習慣をつけましょう。またこの時期の食事は、さっぱりしたものになりがちですが、身体の原動力となるたんぱく質を摂ることも忘れずに。
汗をかくという機能は体温調節をやっているということです。
人間にかかわらず恒温動物にとって体温調節の機能は生死にかかわる重大な機能なのです。
梅雨の時期は、体温調節ができにくくなります。
その時々の状態に応じて、体調の維持に心かけましょう。
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