ヤフーのプロモーション広告いわゆるPPCの最近の事情
PPCアフィリエイトが流行った時代があった。
いわゆるペラサイトで画像は紹介する本家のサイトから切り取ってきたものでA8などのASPから商品を見つけてきてヤフーでPPC広告をするというものであった。
昔は これで稼げた時代があった。
その後、ASPの規制が厳しくなり商品名をキーワードに使うことを禁止したり、ヤフーもペラサイトを認めないというように個人がするネットビジネスとしては廃れてしまった。
そこにネットビジネスで自社ビルを建てたという、市原高一氏がアドセンス狙いの雑記ブログをPPCで広告を打って成功した(らしい)。
なんでも キーワードの選び方に秘密があるのとPPC単価1円で一日ワンコインの経費で十分利益がでるという。
アフィリエイトをやったことがある人ならわかるが、商品を紹介するサイトを作っても、見ない買わないサイトだらけである。
という訳で、今度は記事を書いてアドセンスを貼って、クリックして貰ったら安いが収入になるというので雑多記事のブログにアドセンスというものが流行った。
ところが、大勢の人が同じようなキーワード狙いで記事を書くものだからグーグルの検索エンジンで上位に載らない。結果、だれも記事を読まないから稼げないという訳である。
アドセンスでお金を得ようと思ったら一日数万アクセスがないと月に5万円とかの収入にならない。
こういう手法を教えている人は、それでメシを食っているわけではなく、教えることで収入を得ているのがほとんでである。
なぜならアドセンスで金を稼ぐことが難しいからである。
もちろん難しいなんてことは言わない。簡単ですよとしか言わない。
そこにでてきたのが、最初に紹介した雑多ブログにアドセンスとPPCで稼ぎましょうというビジネススタイルである。
ネットビジネス全般に言えることであるが、ある手法で成功すると、それを教える塾が氾濫する。
そうすると似たようなサイトが多くなる。過当競争が起こる。
またそのようなビジネスがはやると仕掛けられる広告主やASP、ヤフーなどが規制をかけて、結局そのビジネスモデルは終焉を迎えるかだれも相手にしなくなる。
今回の雑多ブログにPPCというビジネススタイルにヤフーは審査基準を厳しきしてきた。しかもどんどん厳しくする改定を行っている。
まずブログ形式のPPCは審査が通らない。
これは私が言っているのではなくヤフーの広告審査の電話窓口の担当の言葉である。
私も何度も挑戦したが難しい。
例のこの手法を教えている大御所が審査をとおすノウハウを持っていると言って、ウン十万円の塾の広告をうっているのをたまに見る。
ヤフーのPPCは個人が副業でするにはハードルが高すぎる。たとえ今クリアしたとしても来年はもっと厳しくなるだろう。
基本的にヤフーのPPCは個人の参入を歓迎しない方針である。
その姿勢に逆らってまでやっても、かっての二の舞になるだけである。
ネットの隙間をついたようなビジネスがあるが、基本的に社会に受け入れられないようなビジネスには手をださないことだ。
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