林修、初耳学での数学問題に深掘り(続)
以前に、「林修、初耳学での数学問題に深掘り」というタイトルで
小学校の算数の問題を取り上げた。
内容は 3.9+5.1=9.0 は間違いで 9 が正しいという学校の
指導に対する反論であった。
その放送のあとの反響がすごく、林先生は現場のことを理解してないとか、
指導要領でそう指導せよとかの意見が寄せられたとのことであった。
そして、今回の放送(2017.4.2)では 小学生からの投稿で
0.05+0.05=0.10 と解答したらバツをもらった。
正解は 0.1だという。
「林先生のいう事を信じて回答したのに・・・ 誰を信じたらいいのか」という放送であった。
林先生の意見は、間違ってないものにバツを与えるのはよくない。
○を与えて、0.1がより良いと指導した方がよいというものであった。
学校の授業が出発点なのか、終点なのか。その認識が必要だ。
当然、出発点であるべきであって、終点と考えてはいけない。
人間が学校教育を終えて、正解のない社会で、その後何十年も
生きていかなければいけない。
その生き抜くためには柔軟な発想が必要で、それを学校教育で教えるべき。
林先生はなかなか、いいことを言うなとTVを見ていて思った。
また、他の出演者から学生時代に、先生に疑問を質問したら、
「理屈を言わずに、覚えろ」
といわれたという体験談があった。
どうも学校の先生に対する印象が良くない。
学校の先生はデキて(正しくて)当たり前で少しでもおかしいと批判される。
ネットが発達し情報の発信が誰でも簡単にできる今の時代に対応した教育とは何か。
ということを今一度考えてみる必要があるのではと思う番組であった。
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