やけどの水ぶくれ、破れたときの処置について
2016/10/03
火傷をしてしまった時には、
すぐに冷やすことが大切になります。
しかし、しっかりと冷やしていても
水ぶくれになってしまう
ことがあるでしょう。
水ぶくれになってしまうと、
この水ぶくれがいつ潰れてしまうかと
ハラハラしながら生活を
しなければなりません。
やけどによる水ぶくれは
潰れてしまった際には
とても痛いので、
場所によっては本当に
困ることがあります。
本来であれば体の治癒力に頼りながら、
水ぶくれをつぶさないように
過ごすことが大切です。
しかし、気をつけていても
つぶれてしまうのが水ぶくれ。
潰れてしまった時には、
どのような対処をすれば
よいのでしょうか?
できるだけ痕が残らず、
また痛みを防いでいくための
対処法についてお話します。
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■水ぶくれが破れた時はすぐに消毒をする

やけどをした後、水ぶくれができて
いるのであればこの水ぶくれが
つぶれないように気をつける必要があります。
絆創膏やガーゼなどで
水ぶくれの部分を覆いながら
生活をするというのが
基本になるでしょう。
入浴の際などにも間違って
洗ってしまうことがないように、
注意しなければなりません。
それでも、水ぶくれが潰れた時には
すぐに消毒をしましょう。
入浴中に潰れてしまうと、
様々な細菌が付着して
しまうことがあるので、
できるだけスピーディーに
お風呂場からは離れ消毒することが
大切になります。
消毒をする際には滲みる事がありますが、
きちんと消毒をしないと
細菌から化膿してしまうことが
あるので痛くても
我慢しながら消毒してください。
また消毒した後には、
傷口が乾燥しないように
気をつけることも重要になります。
■皮膚が捲れるのを防ぐため薬をたっぷり塗る
やけどによる水ぶくれが
つぶれてしまった後は、
上記のように消毒を
することになりますが、
その後は化膿を防いでくれる
お薬や痛み止めの薬などを塗布しましょう。
またこのようにお薬を塗布するのは
皮膚がめくれてしまうのは
防ぐためといった意味もあります。
皮膚がめくれてしまうと、
いつまでも傷跡が残り場所に
よってはコンプレックスに
なってしまうこともあるでしょう。
できるだけ皮膚が
めくれないようにケアをすることにより、
傷跡が残ってしまう可能性を
最小限に抑えます。
また皮膚がめくれることによって、
いつまでも痛みが
長引いてしまう事もあるため、
やはりここでもガーゼや
絆創膏などを使って傷口を
しっかりと守りましょう。
■傷口の乾燥を防ぎ治癒を待つ
上記のようにお薬を
塗布することになりますが、
このとき気をつけたいのが乾燥です。
傷口が乾燥してしまうと、
その後かさぶたになり、
このカサブタが剥がれると共に
傷口が残ることもあります。
また傷口が乾燥すればするほど
治癒するまでの時間も長くなるため、
できる限り傷口の乾燥を
防いでいくことが重要になるのです。
乾燥を防ぎながら体内の
免疫細胞などがやけどによる傷口を
しっかり綺麗に治してくれることを
祈りましょう。
乾燥を防ぐためには
お薬をたっぷりと
塗っておくことになります。
少量の薬を塗った後は
絆創膏やガーゼなどを
貼り付けてしまうと
キズに貼りついてしまうため、
ガーゼの交換をする際には
ガーゼとともに皮膚が
めくれ上がってしまう事になります。
そうなると傷口として
いつまでも残ってしまうので、
注意してください。
近年では傷口にべったりと
張り付かないような
フイルムタイプの
絆創膏も販売されています。
こういったものを活用しながら、
たっぷりとお薬を塗布して
乾燥を防いでいきましょう。
また、ある程度傷が治ってくるまでは
湯船に長時間浸かってしまうことを避け、
細菌の繁殖などを予防していく必要があります。
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